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スタッフの声#11

ハイキングで巡る静かなワーケーション

2022/12/06

ハイキングで巡る静かなワーケーション

道志村はハイキングのメッカ

山に囲まれた道志村では、ハイキングや山登りをする場所には事欠きません。前日は遅くまで仕事をし、翌朝、リュックに必要な荷物を詰め込んで出発します。初心者ルートから、中級者、上級者向けまで様々なルートがマップとして整理され、これを全て巡るだけでも何年間もかかりそうです。 将来、富士山の山頂を家族で見る。こんな目標もあり、道志村でのハイキングを始めました。最初は4時間ほどの初心者ルート。普通の山道を想像していましたが、やはり体力が落ちていて、上り坂を上るだけで大きく息が切れてきます。更には汗が噴き出してきて、あっという間に洋服は汗でびしょびしょになっていきます。

都心近郊では味わえない壮大なスケール

登山ルートというと、普通は整理された案内板があり、それに沿って登っていけば山頂にたどり着くと思いがちです。東京近郊では高尾山の登山のイメージですと、人の波に沿って行き、案内版の通りに進んで行けば迷うことはありません。ただ、こちらでの山登りでは、案内板などありません。そして、スマホを見ようにも圏外......。あっちかな、こっちかな、そんなことを考えながらひたすら登って行きます。そんな時頼りになるのは、観光協会が発行している登山マップ。この内容を見ながらルートが合っているか確かめつつ登っていくのです。

醍醐味は、冒険の先に得る爽快感

道志村の冬のハイキングでは、他のハイカーとすれ違うことは稀です。会うとしても一人か二人。そのため、誰かの背中を追っていくということもできません。登って行くとロープが張ってあり、進入禁止になっていたり、川が流れていて渡れなくなっていたり。様々な障壁を乗り越えて山頂を目指していくのです。学生時代の林間学校の山登りを思い出してみると、引率の先生についてただただ登るだけで、辛いだけでした。ただ、道志村での山登りは一種のアドベンチャーです。行き止まりを乗り越え、更には間違えた道に戻り、時には狩猟用の空の薬莢を見つけたりしながら、そうして人気のない山道をどんどん登っていく。そうして山頂に着いた時の爽快感は、何ものにも代え難いものがあります。

クリアになった頭で、仕事に戻る

ハイキングの良さはその間、無心になれるということがあります。ワーケーションの一環として登った場合、どこか仕事のことが頭に残ってしまうかなと思いきや、ハイキングの間はそんなことを考える余裕はありません。ひたすら登ることに神経を集中しないと、なかなか登りきることができません。そうして集中することで、一度頭の中を真っ白な状態にして、また仕事に戻っていく。そんな時間が良いのではないでしょうか。

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