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サテライトオフィスだと進むいつもとは違うお仕事

カテゴリー
ワーケーションとデザイン

2022.06.07 ライター:小貫信比古

サテライトオフィスだと進むいつもとは違うお仕事
Photo by SDX

非日常に切り替わるサテライトオフィス

サテライトオフィスでは、仕事モードが日常から非日常にスイッチした状態で、「自分」の仕事に没頭する。 このように、仕事時間の切り換えを簡単に実現できるのは、サテライトオフィスの一番の魅力でしょう。 ここは都心とはまったく違う世界であり、あわただしい日常からゆったりとした非日常へとモードの切り替えがされます。
大自然に囲まれた環境の中で、都心のオフィスにいるときとは時間の流れ方も違います。 普段とは違った環境に身を置くことで、新しいアイデアや構想も自然と生まれてきます。 こうして東京でのせわしない仕事時間から切り替えて、自分がやりたいと思う仕事だけをできるのです。

効率性ではない仕事の進め方

ここでは、不思議と仕事に追われている感覚はなくなり、心を落ち着けて仕事に取り組むことができます。
何時までに仕上げなければならない仕事、今日中に提出しなければならない資料、そういったものに焦る必要がありません。 そうなると、仕事に効率を追い求めなくなります。 効率性を追うような仕事ではなく、じっくりと時間をかけて、すぐには成果にはつながらないかも知れないことを進める良い機会です。 今自分がやりたい仕事に専念することができるのです。

普段はできない仕事に取り組む

ここでは、普段はなかなか取り組むことの出来ない仕事、以前の仕事を振り返る、自分の考えていたことをまとめる、締め切りがない仕事をじっくりと取り組むのに向いています。 私の場合は、自分のコンサルタントとしての経験を振り返り、その内容まとめた本の出版を考えていたので、その時間に充てることにしました。
過去にやってきたコンサルティングの知見を文章にまとめるという、頭の中に構想がずっとあったにも関わらず、なかなかできなかった執筆という仕事を進めることができたのです。

本という成果

1年ほどの時間をかけて、最後には「『シナリオ』営業:デジタル時代に求められる『シナリオ』発想での営業術」という書籍を出版することができました。 サテライトオフィスという存在がなければ、日々の仕事に追われている中で、とても一冊の本を仕上げることはできなかったでしょう。 手元にある本を見る度に、そんなことを思い返すのです。

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コラムを担当したデザイナーについて

土屋 真の写真

土屋 真Tsuchiya Shin

デザイナーの⼟屋真は、一級建築士として建築デザインを行ってきました。現在では移動する空間のデザインを専門としています。

土屋は研究者としての側面も持っており、トレーラーハウスの利用についての研究で博⼠号を取得しています。

国内の設置事例に関する数々のフィールドワークや製造現場の調査などを⾏っています。

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