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いざ、引越し

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地方移住

2024.08.12 ライター:もくめ書店

いざ、引越し
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家族構成

年輪を見るとつい数えたくなる、この木の歳を

うちの家族のことを少しお話しすると、家族構成はわたし、夫、子供2人(小学生、保育園)、そして夫の母という内訳になる。前にも書いたが、夫の母、つまり義母がもともと道志村に移住していたので、実質その義母をたよって来たということになる。
現状をお話しすると、購入した物件は今はもくめ書店というわたしが夢に見た個人経営の本屋になっている。そしてその隣のもともと義母が住んでいた家にわたしたち家族もまるっと一緒に住んでいる状況だ。

嫁の夢を最優先でかなえてくれる素晴らしい家族

もくめ書店の看板

もちろん購入した家に最初はわたしたち家族が住むつもりだったのだが、計画をたてている段階でわたしはどうしてもこの道志村で自分の夢を叶えたくなった。それは小さくてもいい、本屋を開くことであった。そこで「道志村で本屋をやりたいからもう一つ店舗になる物件を借りたい」という唐突な話を家族にしたところ、「だったら購入した家を本屋にしてみんなでわたしの家に住めばいい」と義母本人から提案があり、夫もこれに同意してくれたのだ。なんて素晴らしい人たちなんだろうと思う。嫁の夢を叶えるためにましてお金になるような事業でもないのに反対することもなく、いちもにもなく同意してくれたのである。正直いうと新しく店舗を借りるお金の余裕はなかったので、本当に助かる義母からの申し出だった。
そんなわけで、わたしは人口1500人程度の道志村で小さな本屋をやるということになる。その本屋を作った経緯は詳しくはnoteというサイトに綴っているので、もしご興味がある方がいたらそちらを見ていただければと思う。“もくめ書店”と検索すれば何番目かにnoteの記事が出てくる。

note「もくめ書店」
https://note.com/mokume_books/

村は積極的に

どうし道の駅のカッパ像

引越し自体はどうということもなく、すんなり(というには荷物が多すぎて何往復もしなくちゃならなかったのだけど)終わった。
 子供たちの小学校入学の手続きと保育所への入所手続きも人口が少ないせいか、非常にスムーズだったと記憶している。 ただ入学、入所の説明会での役員決めなどは詳しい説明があまりなく、暗黙のルールがあるのかなと感じた。だから最初は少し困惑したけれど、みんなもちろん悪気はなく、わからないことはわからないと質問すれば丁寧に教えてくれるし、感じよく迎え入れてくれた。そんなこんなで待っていれば、だれかが教えてくれるという受け身の姿勢は田舎では通用しないと最初に学び、とにかくわからなければ自分から聞くに行動に移した。考えてみればそっちが当たり前なのだが、都会で過ごしていると一から十まで説明されることが当たり前になっていたということに気づかされる。わたし達はじゅうぶん都会で甘やかされていたのだ。

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