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水源の村

カテゴリー
地方移住

2024.09.02 ライター:もくめ書店

水源の村
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道志村の魅力

底まで透き通る道志村の川

道志村の魅力をひとことで説明するとしたら、まず1番は「水のきれいさ」と答えるだろう。この村に越してきてまず思うのは、流れる川の水が透き通っていて本当にきれいだということ。

そして蛇口から出る水の冷たさ、美味しさだ。この水を使って作るコーヒーやお茶の美味しいことといったらなかった聞けば道志村は横浜市の水道の水源となっているそうで、遠くから水を汲みにくる人も多いそうだ。それほどに水がきれいだ。

きれいな水を使えるということが、どれほどQOL(生活の質)をあげてくれるのか、わたしは道志村に引っ越してくるまで知らなかったし、考えたこともなかった。でも実際はものすごく恩恵を受けていると感じている。この水を飲んでいれば健康になるとか、肌がすべすべになるとかいうつもりはない。そこまでの違いがわかるかといえば、肌はちょっと感じてはいるが気のせいかもしれないレベルで断言は避けたい。でも水が美味しいということの安心感は想像以上のものだったのだ。ただただ美味しいというだけなんだけど、口にするほとんどのものに水分は含まれているからこそ、蛇口から出る水がただ美味しいという事実は本当に毎日の豊さにつながる。そして、自然にその水がどうやって作られているのかというところにつながり、それは美しい森が作り出していることに気がつくのだ。

森をきれいに保つことが、美しい水を作り出すことになる。だったらそのためにどうしたらと考え、その意識はやっぱり環境問題へとつながる。わたしはまだまだ意識し始めた程度で、全然活動はできていないけれど、意識することが何かを変える第一歩かなと思っている。

夏は川遊び

川遊びする子どもたち

川の水が透き通っていて、深くなければ底まで見えるので、夏の川遊びも最高に楽しい。村の子供たちは昔から河童のように泳ぎ、モリで魚をついて遊んだそうだ。魚が泳いでいるのも上から見えるほどなので、釣りも楽しめる。どこに魚がいるかはけっこうわかるが、釣れるかどうかは別の話である。でも釣りをしなくても透き通った川を泳ぐ魚を見ているだけでなんだか嬉しくなる。

災害時も

田んぼの水もきれい

もうひとつ、水にまつわることですごくいい面がある。それは道志村の水道事情だ。道志村は集落によって、簡易水道を使う場所、井戸水を使う場所、そして山の水を使っている場所があり、みんなでそれぞれで管理している。だから、万が一の災害のときにも水道が止まってしまっても井戸や山の水をみんなで使うことができる。やはり生きる上で1番重要なのは水なのだ。それもきれいな水がいつでも手に入れば、だいぶ助かるのではないかと思うのだ。

いつか道志村に来たらぜひ水汲み場で水を汲んでおみやげに持って帰ってほしいと思う。きっとここでお話ししたことの意味をわかってもらえるはずだと思う。

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