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村の行事
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2025.01.27 ライター:もくめ書店

村中が参加する行事
道志村には年間通して村人が参加する行事がけっこうたくさんある。
もちろん絶対参加しなくてはいけないわけじゃないけれど、こういう村人がこぞって参加する場には積極的に参加していくと、やっぱり村民に受け入れられやすいし、村の生活もスムーズになってくる。
何度も参加するうちに名前も覚えてもらえるようになるし、そうこうするうちにお互いの家を行き来して「大根持ってってー」「焼き立てのパン食べていきなー」なんてやりとりが始まったりする。そんな物々交換も楽しい。困った時に相談ができる相手になったりもする。そんな存在は思った以上に心強いものだ。
どんな行事?
例えばどんな行事があるのかというと、
春は「一斉清掃」地区ごとに集まって、その地域のゴミ拾いやゴミ捨て場の清掃をする。
夏は「花火大会」道の駅で数千発の大規模な花火大会が行われ、村民だけじゃなくかなりの人でごった返す。
秋は「村民運動会」グループに分かれての真剣な運動会。勝ったグループにはしっかり景品が渡される。キッチンカーも出てにぎやかなイベント
冬は、、、寒すぎるので大部分が参加するようなイベントはないけれど、希望者を募ってスキー教室に行ったりする。
そのほかにもゲートボール大会や、卓球大会などもあり、その都度一世帯に一つ配られている村の端末でお知らせしてくれる。
祭りの行方

もちろん昔から行われている夏祭りのような行事もあるのだけれど、それは村全体が参加するというものではなく、その地区だけのものであって小さい祭りがそれぞれにあるという感じだ。
でも小さくても本格的のようで、各地にある神社には立派な舞台があり、神楽が鳴り、踊り、歌い、獅子が舞う。
ようでというのは、わたし自身はまだ見たことがないからで、それはなぜかと言うとうちの地区の祭りはコロナ以降後継者の問題などで立ち消えてしまっているからだ。
他の地区も例外じゃなく、かなりたくさんの地域で祭りが消えてしまっている。
これはおそらく道志村だけの問題じゃなく全国的な問題なのではないだろうか。すでに高齢化などで続けることが困難になっていたところにコロナが追い討ちをかけてしまって、貴重なお祭りがたくさん消えてしまっているような気がする。大切な日本の伝統をこんなふうに終わらせてしまってもいいのか、わたしたち若い世代が積極的に考えていかないといけないことかもしれない。
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