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道志村の冬は雪深いのか

カテゴリー
地方移住

2025.02.24 ライター:もくめ書店

道志村の冬は雪深いのか
道志村の冬

道志村に住んでいてすごくよく聞かれる質問のひとつに、冬は雪がすごいですかというのがある。
結論から言えば雪はすごくはないのである。それどころか冬のほとんどの期間雪がつもっていることはない。たまに都内にも雪が降るようなときにはこちらも降り積もり、そして都内よりはたくさん降るので30cmくらい積もったりはするのだけれど、道志村の人たちにとっても雪は非日常なのだ。

すべてが凍る朝

冬になると雪よりも注意しなければいけないのが凍結だ。真冬の明け方はマイナス10度くらいにはなる。すべてが凍り付いてしまう(でも不思議と川は凍らない。流れていく)。道路はスリップしてしまうので冬用タイヤでの走行が必須になる。そして、家庭の水道も凍りつく。そのままにしておくと水道管が破裂してしまう恐れがあるので、24時間ちょろちょろと流しっぱなしにする必要がある。何日か留守にするような場合は水抜きと言って、水道管から水を抜いて元栓を止めておかないと、帰ってきたら破裂していて使えなくなっていたということはよくあることだ。あまり気が抜けない、、、それが道志村の冬なのだ。

白銀の朝

それでも雪が降った日の朝は、何もかもが一新されて新しい景色になる。
今まで見えていたものが真っ白に覆いかぶされて見えなくなり、あたりは一面雪景色になる。不思議なことに音まで消え去って、本当に静かで美しい世界が広がる。そして雪が降ると寒さが少しだけやわらぐ。この雪の日の朝は何ものにも変えがたい世界になる。雪国だとこの景色が日常になってしまって、もううんざりになったりするのかもしれない。でも道志村は日常ではないからこそ、楽しめる雪景色がある。今年の冬も何度降るかなと、ワクワクしながら待っている自分がいるのだった。

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